新人看護師の職場の選び方(何科を選ぶ?)
大学もしくは看護学校を卒業し、看護師国家試験もクリアすれば次はいよいよ就職。
はじめて現場で働くこととなり、まず考えるのが何科で働きたいか?
ということですよね。。
働く場所にもよるのですが。。例えば職場の規模によっては、はじめから選択肢が無いところもあるでしょうし・・・
まぁでもそれを言っちゃ今回の話は終わってしまうので、とりあえず今回は
総合病院に就職した新人看護師に焦点を当てて話していきます。
総合病院でのポイントと言えば、いろんなタイプの職場があるということですよね。
外来と病棟勤務、オペ場や透析室など、それだけでも仕事内容が全然違うのに
例えば病棟勤務でも、整形外科と心臓外科じゃ、看る患者も、経験も、今後覚えていく知識も全く異なっています。
就職活動中に、面接がありますよね?
看護部の偉い人から、何科を希望するかを尋ねられる事って結構多く
そして、意外と配置決めの時にその希望は反映されやすいです。
例えば、学生時代から「私は眼科を極めたい!」とか「整形のスペシャリストになりたい!」とか思っている人はそれでもいいかもしれませんが
とりあえず特に希望はない、特に決まっていないという新人さんは
内科・外科の病棟勤務からが狙い目でしょう
内科・外科というのは ある意味病人の駆け込み寺みたいな所がありまして
なんかよくわからない病気っぽいけど入院が必要
という人が入院してきます。
いろんな病気、いろんな世代、いろんな人がいる、ということですね。
ようするに、クソ忙しいということ。
新人の頃に自ら過酷な職場に身を置いていると、とても勉強になりますし、自ずと自分も先輩看護師と同じように動けるようになります。
結婚出産の予定もとりあえずなければ、夜勤もたくさん経験し、お金を貯めましょう。
なにより、外科、内科の病棟勤務を経験していると、それだけである程度仕事ができる人だと思われるので、再就職の時に、選べる間口が広がるし、ウケも良いので非常に有利です。
具体的に言えば
眼科外来勤務しか経験したことのない看護師よりも、外科・内科を経験してきた看護師の方が、一般的な病院の求人にはウケが良いです。
病院側も、採用するならば、新人同様に教育が必要な人よりは、ある程度経験を積んで即戦力になる人の方を欲しがるに決まってますからね。
楽な職場を選ぶのは、ある程度経験を積んでからで、まずは看護師としてしっかり動けるようになるまでは苦労を努力をするべきです。
その方が後々楽ですし、看護師という資格をさらに価値あるものにすることができます。