親に反対される看護師の仕事
一般的に、誇れる仕事だと思われる職種である看護師ですが
意外な事かもしれませんが、看護師になりたいと両親へカミングアウトすると、反対されるケースは多いとのことです。
まぁ、両親も同じような職種の場合は当てはまらないこともありますが。。。
ちなみにですが、私が高校時代に看護の道に進むことを両親に相談した時も、大反対されました。。
反対する理由は明確で
「人の命に関わる責任ある仕事、ちゃらんぽらんなお前には向いていない」
「医療ミスで人を殺してしまったらどうする」
「自分の世話もできないくせに、人の世話なんてできるか」
みたいな。
まぁ、親の言い分はよくわかりますよね。子供の性格を客観視できるのはおケツが青い時から近くで見ていた親が一番ですからね。
責任感うんぬんはともかく、看護師という仕事をするには、やはり注意力は大事です。
それは前回、3Kのくだりを説明した時にも話したように看護師という仕事は、少しの勘違いや失敗が、人の命に直結する可能性があります。
一般の仕事で大きなミスをしたとしても、それが原因で人を死に至らしめることはほぼないと思いまずが、医療現場では違います。また自分をも危険に晒さなければならないケースも少なくありません。
その事実を知っている親は、心配ですよね。
わざわざ危険な環境へ、我が娘に身を投じさせる必要は無いでしょう。
そうでなくても、責任感も忍耐力も無い娘よりも、もっと看護師に向いている人は山ほどいるはずだ
そういう理由で、親はみな反対します。。
まぁ・・・・正直気持ちはよくわかります
いや、正直に言えば、思い知ったという方が正しい。
わかるというより、実際に看護師になるための勉強をし、現場に身を置いてはじめてその責任の重さに気が付きました。
本当に、親はよくわかってるな、と思えます。。自分の世話が十分にできない私が、看護師なんて・・・とても苦労しましたし、多分今後社会復帰してもまた苦労すると思います。。
基本的には、親が言う事は全てにおいて正論なのだと思って良いと思います。少なくとも自分をここまで成長させてくれたのは親のおかげなのですからね。まぁ例外もありますけど。。
なので、親の反対を押し切る、または説得するというのは、やはりそれなりの覚悟が必要です。
心配するが故の反対なのですから、安心させられるだけの知識とスキルを身につけなければなりません。