病院の特別個室
よく、病院には一般の入院部屋や、個室とは別に「特別個室」があると聞きますよね。
あれって、ドラマだけの世界の話だと思っていたのですが、実は普通にあります。
入院費用とは別に、お部屋代金を上乗せで支払えば、ホテル並みのサービスを受けられる、という部屋です。
私が働いていた職場では、特別個室のみをまとめた、ワンフロアに10部屋のみしかないVIP病棟なるものがありまして
新人のころ内科に勤めていた時になぜか抜擢され、3ヶ月間そこで働かされたことがありました。
上乗せされるお部屋代は、基本的にはホテルと同じような感じで、1日●●円、という形になりまして
例えばですが、1週間の入院期間のうち、3日間だけ利用したい、という方法もアリっちゃアリです。。
・・・まぁそれは、入院病棟の空き状況にもよるかもしれませんが
金額の差は、部屋の大きさやアメニティや、入院食にもよりまして、1日3000円のところもあれば、一番高い部屋で30,000円の部屋もありました。。
超高ぇ・・・・ だって、部屋代だけだからね。治療費は別に支払わなきゃならないんですから・・・
30,000円部屋は、5人掛けソファーなどの応接セット、電話、浴室、トイレ、テレビ、冷蔵庫、エアコン、ミニキッチンなどがついていました。
完全に病院じゃないよね・・・・。。
部屋の大きさも3人家族が一緒に住めそうな広さですし。。
まぁ、高いお部屋の患者さんだから、看護師も特別優しく接する、というわけではないのですが正直、部屋に入るときは若干背筋が伸びる気持ちになるのは本当です。
1日30,000円の部屋も、意外と人気がありましてね
どこぞの会社の社長だったり、お手伝い付きのどこかの外人だったり、スポーツ選手だったり、なんかテレビで見たことのある有名人だったり
まぁ、こういった方は大抵 お忍びで治療されている人が多いのですが
やはり病気してても 一般人とは違うんだな、と こういうところで ちょっと納得してみたりします。。
まぁ、どうせ入院するんだったら、という気持ちで特別個室を依頼する方もいらっしゃいます。
30,000円の部屋はちょっと行き過ぎな気もしますが、5000円位の部屋でも十分くつろげるんじゃない?というのが、私の個人的な意見です。。