看護学校の教員の正体
看護学校に通っていると、もちろん学ぶ内容というのは看護学ばかりに特化した授業になるわけですが
やはり、看護師といえども、ある程度の病気についての知識は必要なわけであり、確か看護学生2年目頃から、疾病学(しっぺいがく)の授業が積極的に始まっていました。
例えば基礎看護学などは、その看護学校に常駐する看護教諭が指導したり、私は国立病院の付属看護学校だったので付属した病院から看護師が直接教えに来ていたりしていました。
あとは、看護哲学などになると、どこかの大学の教授が雇われて来ていたりとかしていました。
しかし、疾病学に関して言えば
教えてくれるのは、もちろん病気や治療のプロなわけでして
我々学生に教えてくれる先生は、付属の病院から日々の忙しい仕事の合間を抜け出し教壇に立つ現役の医者だったりします。
しかも教えていたのは病院長とか、副病院長とか 結構ポジション的に偉い立場の人ばかりでして。。
例えば、私がその病院のスタッフであれば、立場的に絶対声なんかかけられない(かけたくない)ような雲の上の立場のような方々。
でも、まだ社会に出ていないその頃の私からみれば
中学も高校も看護学校も全て、教員は全て教員で、みんな同じ立場の人間としてとらえていたので
不真面目だった私にとっては、教員というポジションの人間を全てナメていた所があります。
病院長の講義中に、机の下でスラムダンクを読んでいたり
机の上で突っ伏して熟睡していたりしました。
社長の目の前でオケツ出してる新入社員のようなものです。
無知って怖い。。
もう少し真剣に授業聞いておけばよかったと 今更ながら後悔したりします。
こんなことも知らないの?と言われるようなアホな質問ができるのは学生の間だけですからね。