世代交代する神の手(最先端手術ロボット ダヴィンチ)

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TV東京の日経スペシャルガイアの夜明けという番組で、最先端の手術ロボット「ダヴィンチ」の特集が放送されていましたが、これが非常に興味深い。

手術といえば、医者がメスで患者の身体を切り、悪い部分を摘出する、もしくは処置を施す、というのがもちろん一般的なわけで

医者自身の目や、手の感覚など、人間が直接治療をするというものですよね。

なので、同じ処置の方法でも、例えば処置のスピードが格段に早いとか、縫うのが丁寧だとか、施す医者の癖というか、個人差があったりします。

この先生は、手術跡が超綺麗よね、とか、この先生は手術がめっちゃ早いよね、とか。。

個人差があるからこそ、この先生にしかできない手術だ、とか言われる、いわゆる神の手と呼ばれる医者がいるわけです。


例えば、手塚治虫先生の漫画「ブラックジャック」・・・これ私超好きなんですけど

主人公ブラックジャックは、膨大な手術費を請求しますが、どんな病気でも治す、神の手を持つ天才外科医です。

自分の盲腸だって、鏡を見ながら自分で手術できる天才。

しかし、先進医療の外科手術というのは、従来のものとは全然違っており、

腹腔鏡(ふくくうきょう)と言う、小さなカメラを患者のの中に入れながら部位を確認し、また身体の中に細い機械の手を入れながら身体の中で治療をしていくというものです。

腹腔鏡手術というのは、例えば胆のう摘出などで一般的に行われる手術で、大きい病院では一般的に行われています。手術創(傷)も小さくすみ、麻酔の量も少なく、患者への身体の負担が非常に少なくすみますので、完治が格段に早いです。

ダヴィンチというのは、その手術方法がさらに進化した感じです。胃を全部取るような大手術でも最近では腹腔鏡でできるんですね。ホント、ビックリです。

ダヴィンチ

これが最近の神の手の姿。

なんか医者というよりはエンジニアって感じじゃない?とても人の身体を扱っているようには見えないんだけど。。

はじめは、機械に治してもらっているみたいな感じでなんとなく違和感がありましたが、実際は人間の目以上に良く見えるし、例えば手の震えを防止する機能があったり、医者の手以上に思い通りに動くと言いますし、まさに人間の能力を超えた力で、手術ができるようになった、というわけですよねー。

そのうち、神の手を持つ医者、というのは、手術用の機械を上手に使いこなせる医者、という風になる時代が来るのかもしれませんね。

また、難しい手術が、機械の力を借りて誰でも可能になる、という時代が来るのかもしれません。

人間の医者がメスを持つより、機械の方が信用されるようになったりしてね・・・ていうか、メス自体もそのうち無くなっちゃうのかな?

アッチョンブリケ

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