他業種から看護師への転職を希望している人へ

      2012/01/25  コメント : 7 

看護師とは全く関係のない違う業種で社会人経験をしたのち、看護師への道に方向転換しようか悩んでいる、という方からコメントを頂きまして、いくつか思うことがありましたので、記事にさせていただきました。

まずは社会人から看護学校へ入学する為の社会人入試についてですが

一度社会を経験してから仕事を辞め看護の道を選択する人は、実はそんなに珍しくありません。

確かに割合的にはストレート(高校からの進学)の人が多く、社会人入試より入学してきた人は、自分より若い人達に混じりながら2~3年間学び舎を共にする、という形になるのかもしれませんが、特に最近は資格がモノを言う時代ということもあり、看護師の資格を取得したいという人も多いため、意外と人気のあるコースでもあります。

実際、私が学生指導していた時の学生さんの中にも私よりもうんと年上の人もいました。ちなみに何度かブログ内で登場している私の同期の友人は、高校大学卒業後ホテルウーマンとして社会人経験をした後、退職し看護学校に入学してきた人です。

一度社会に出ると、自分を取り巻く環境が形成されることもあり、その環境を自ら壊す、というと語弊がありますが・・・全く違う方向に進むことにより、今までの人間形成や経験がリセットされ、新しい道へ方向転換することに不安を抱き、一度は決心したもののいざ足を踏み出すことに躊躇してしまう気持ちもあると思います。

挑戦する時期が遅いんじゃないか、厳しい環境に耐えられないんじゃないか、全てを捨てて挑戦するのに、まして成功する保証だって無いのに。。

中には、家族や友人などに相談して、反対される人もいるかもしれません。とりあえず社会人として安定しているならば、わざわざ今からまた大変な思いをする必要はあるのか?と。

看護師という仕事の捉え方は賛否両論あります。3Kだ、医者の駒扱いだ、人間関係が厳しいだなど、とにかく仕事環境が過酷で普通の神経じゃやっていけないと心配される方も多いでしょう。

看護師になるというのは、普通の転職と違い、資格取得の為の学校に数年通い、国家試験に合格し、初めて就職活動ができると、いくつもの関門があるので、看護の世界を知らない一般の人から見れば、イバラの道を進むかのように見えるのかもしれません。

まして今まで医療関係の知識が全く無かった社会人だったわけですから・・・無謀な挑戦だとか、途中で挫けてしまうんじゃないかと心配になる人もいるでしょうし、周りからもそのように促される事もあるでしょう。

ただ、ブログ内で書いているように、私の考えとしては、看護学校に入学さえしてしまえば、後は普通に授業に出て実習をすれば、思い切り横道にズレることが無い限りは、基本的に学校は卒業でき、国家試験も合格できるシステムになっていると考えています。

資格取得さえしてしまえば就職活動もそこまで大変じゃないです。看護師が少なく、求められる時代ですし、実際看護師の求人はいくらでもあります。

しいて必要なものを上げるとすれば、看護学校もしくは大学に入学するための知識、学校へ支払う学費、学校へ通うための時間、当面の生活費、そして看護師を目指すというモチベーションだけです。少なくとも2,3年はモチベーションを持ち続ける必要がありますので、それは覚悟してください。

以前、看護師に向いている人という記事を書きましたが、個人の性格で看護師の向き不向きはさほど影響が無いように思います。看護師としての心構えなどはもともと持ち合わせている性格ではなく、看護技術などと同様に、学校、もしくは現場で叩き込まれるものです。

看護師といっても色んな人がいます。

性格的にいい加減な人や細かい人、人の話をよく聞く人や長い話をうまく聞き流す人、手先が器用な人不器用な人・・・色々です。向き不向きは個人差もありますし、わかりませんが、とりあえず皆、看護師として立派に仕事をしています。

ちなみに私は、看護師としての優しさを持っているつもりですが、プライベートでは優しくありません(オイ)。仕事は真面目にしているつもりですが、細かいことは気にしないタチでもあります。

職場では感染委員として職場内の清掃や環境整備などを任されていましたが、自分の部屋の掃除は上手じゃありません。

仕事とプライベートを使い分けているわけではないのですが、少なくとも自分の性格が看護師として致命傷だと今のところ感じたことはありません。。

まぁ・・・さすがに個人差はありますし、本当はきれい好きの方が看護師にとっては良いのかもしれませんけどね。

確かに看護師という仕事は大変です。看護師になってからも生涯学習です。人間関係のイザコザも多い職場かもしれません。

でも大変じゃない仕事なんて無いです。どんな職種だって学びは必要だし、人間関係のトラブルだって起こりえることだと思います。

ようは、自分が本当にやりたいこと、やってみたいと思える興味関心が持てるか、ということです。

失敗する人の典型的な例は・・・・これからの時代看護師は食いっぱぐれがないから看護師オススメだよー、と、人に促されるまま看護師の道を目指してみた、という人。

特別興味があるわけじゃなかったけど、なんとなく良さそうだからと受動的な気持ちでこの道を選ぶと、過酷+面白くないのダブルパンチに打ちのめされ、我慢ができずにリタイア、という流れになります。

社会人からの方向転換で悩まれている人は、自分に続けられるかどうかを心配するのではなく

看護師という仕事に興味があるか、これからの自分の人生にプラスになりえるものか、ぜひやってみたいという能動的な気持ちであるか

それだけを考え、自分自身に問いかけてみてください。

むしろ、それがクリアできていれば・・・・看護師という仕事を選ぼうとしている方は、絶対に間違っていません。

看護師を希望する理由はなんでも構いません、面白そう!とか、白衣が着たい!とか、不純だと思える理由でも、それが自分自身の感情であり、興味関心であれば、しっかり続けることができると思います。

逆に言えば興味関心が持てないことをいくらやっても面白く無いし、先にあるものは何もありません。それはきっと、どんな仕事でも同じですよね。

今回は、社会人から看護師への転職を考えている人の後押しになればと思いながら、記事を書かせて頂きました。

まぁ私は、以前看護師をしていただけという一介の主婦ですし、こういう考えもあるな、という程度に心に留めていただければ嬉しいです。

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