掃除のおばちゃん

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掃除のおばちゃん

どこの職場にも掃除の担当の人はいらっしゃると思いますが、大きな病院で働く掃除担当の方は、その働いている職場のスタッフではなく、いわゆる「清掃業」という専門業者さんが病院からの委託を受けて院内で仕事をしている、という形が多いと思います。

病院は一般のハウスキーピングとは違い、色んな病原菌の巣窟となる場所なので、掃除をする側にとっても特殊な知識が必要になったりします。そういった意味で清掃業の中でも「病院清掃」というジャンルが特化されていたり、病院清掃専門で仕事をされている方も多いです。

私の職場にも、私がその職場に入るずっと前から院内清掃に携わっている掃除のおばちゃんがいました。

私が新人の頃から、慣れない仕事で落ち込んでいたりすると

「あらーどうしたね?今日は元気ないねー?」

と声をかけてくださったり

うきうき顔で仕事をしていると

「あらっ!今日はなんかいいことあったみたいだね?」

と、よく声をかけてくれましたね。

親元を離れて一人暮らしをしているので、なんかおばちゃんが実の母のような感じがしたりしてね、すごい優しくてめっちゃ癒しでしたね・・・。

そんなわけで、仕事中なのにおばちゃんとついつい話し込んでしまうことも度々あったりしたものです。

おばちゃんは長年この仕事をしているだけあって、知らない間に患者さんとめっちゃ仲良くなっていたり、すごい患者さんの事について詳しくなっていたりするんですよ。

患者さんがどんなことで悩んでいるかとか・・中には看護師として聞き出していない情報まで持っていたりするのでビックリすることも多いです。

「あの患者さん、先生に相談したいことがあるみたいよ?」
「今日はあの方、傷が痛くて夜中に何度も起きたらしいわね。」
「●●さんの部屋のテレビが故障しているらしいわよ?」

たまに、「あの人は●●さんの内縁の奥さんで~」みたいな、患者さんの聞き出しにくい家族関係のことだったりとかを事細かにご存知だったりすることもあります。

清掃業をこなしながら、医者や看護師には話し難いけど・・・という内容に関して、患者さんの良き話し相手になられているような感じでした。

そんなおばちゃん。患者さんの秘密の話をなんでも話してしまうのか?といわれれば決してそんなことはなく、話し相手のプライバシーは守りつつ、これは看護師さんに伝えておいた方が良いかも?という内容を選別してこちらに伝達してくださっていたような感じでしたね。。

そんなおばちゃんの姿を見ていますと、看護師よりもずっとずっとコミュニケーション能力に優れてるんじゃない?と思ったりもするんですよね。

すごいぞ!掃除のおばちゃん!

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