手術終了の合図

      2014/06/06  コメント : 0 

手術イメージ

家族が手術をしましたので久々に病院へ行きました。

手術をする患者さんは、基本的には誰かに必ず付き添って頂く決まりになっています。もし手術中に不測な自体が起こった時などに、ご家族に即座に報告したり、経過を説明したりする為です。

短い手術の時は良いのですが、大きい手術になると10時間を超える長丁場になる時もありますので、そんな時はご家族もとっても大変です。交代で休憩をしながら待機する必要があります。

手術室の入り口の側に、「家族待合室」なるお部屋が準備されていますので、付き添いの方は手術が終わるまでそちらで待機して頂くことになるのですが・・・外科病棟で働いていた時は、患者様のご家族をよくその待合室まで案内していたので、自分が案内される側になるのは初めてで、なんとなく不思議な気分でした。

医療ドラマなどで手術のシーンがあると、だいたい手術室のドアの上に赤いランプが点灯していて、ご家族は入り口の廊下でソワソワしながら待っている、という場面が多いのですが

手術室の入り口というのは結構人通りが激しい所でしてね・・・実際は寒そうな場所で待たされるということは滅多に無いと思います。

私が務めていた病院の場合は「内線電話」が手術終了の合図でした。待機しているご家族に向けて、術場から「終わりました。」の連絡をするんです。

そして患者様が麻酔から覚めるまでの間に、執刀した医師が行った手術の経緯をご家族に説明する、というのが基本の流れでした。

ドラマみたいに、手術室の入り口のランプがパッと消えてからすぐ、ドアから執刀医が出てくる・・・ということはあまり無いですね。もしかしたら病院の規模にもよるのかもしれませんが

というのも、今回私が体験したのは今までとは違う感じででしてね。私が務めていた病院よりもさらに大きな大学病院での手術だったのですが

ご家族待合室には大きなモニターがありまして、手術室の部屋番号が羅列してあり、手術の状況がオンタイムでわかるようにしてあるんですよ。

なんてハイテク!なんて思ってしまうと同時に、これだけの人が同じ時間に手術してるんだなぁとビックリしたものです。

モニターには「麻酔導入中」「手術開始」「手術中」「手術終了」「麻酔覚醒中」という感じで、現在患者様がどのような状況にいるのかが術場に入らずともひと目で分かるようになっていました。

もちろん手術前の説明で、どのくらい手術に時間がかかるのかは教えて頂けるのですが、実際に家族として待合室で待っていると、術場の情報が全く入ってこず、ただただ電話の呼び鈴を待ち続けるだけといいますか・・・まだかまだかとなんとなく落ち着かないんですよねー。

ちょっとの事なのですが、モニターに情報が映し出されていると、あぁ今はこんな状態なんだなーと、現在の状況が分かるだけで気の持ちようが違ってきます。

病院を利用する側になって初めて気がつく事も多いんだなーと実感した日でした。こういった経験は、自分がまた看護師に戻った時に活かしていきたいものです。

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